ひっそりとSixTONESについて綴りたいブログ

SixTONES、なかでも髙地くんが好きです✨

星の王子さまを返却するのであった。

今日は、借りていた星の王子さま本を図書館に返却にいきましたー。

もっと借りていたかったのですが、他にも予約が入っていたので……!

結構古い作品なのに、未だに予約入っているところを見るに、不屈の名作童話なんですねぇ。(近くにスト担がいる可能性も高いですけども~!!来年の北斗くんの映画の原作、予約100人まちです!)

 

 

何百もある星の中でひとるに咲くたったひとつしかない花を愛する人は、星空を見上げるだけで幸せになれる。

それはね、このどこかでボクの花が咲いているって思えるからだよ。

でも羊が花をたべてしまったら、その人にとって星の全てが突然光を失うようなもの。

それがだいじじゃないって言うの。

 

 

 

 

星の王子さまの一文に、こんな文章があるんですけど、結構好きな文章です。

ラピュタの歌にも似たような一節ありますね~。

宮崎駿先生の作品は、サンテグジュペリに結構影響を受けている…。

 

上記の文章は、どこかオタクの推しに対する気持ちに通ずるものを感じます…。

推しのグッズを集めるだけで幸せだったり、聖地に行くだけで楽しかったり…。

そんな気持ちが、到底理解できない人もいればそれが何より大事だと言う人もいるわけで…深いですね。

 

大切なことは、人によって違う。

くだらないと思われることだって、誰かにとってはとても大切な気持ちで、そういう1人1人にあった子供の頃の大切な気持ちも、大人は忘れてすべて一緒くたに、正しいことをまとめようとするのが可笑しいなぁって、星の王子さまを通じてサンテグジュペリは伝えたかったのかもしれませんねぇ。

 

確かサンテグジュペリが生きた時代は、戦争をしていた時代であったので…。

 

 

 

世界でたったひとつしかない花っていう凄い宝物を持っているって思ったけど、どこにでもあるバラだった。

 

ボクのバラだって、通りすがりの人にとっては君たちと同じ。だけどボクにとっては、あのバラだけが君たちより大切なんだ。

 

 

ファンじゃない人から見たら、ただの量産型で変わりのいる人。

でも、ファンから見たら、代替え不可の大切な人。

それは、『君がバラのために時間をかけたから。』

誰かの為にかけたその時間が、より自分の中で大切なかけがいのないものになっていくという王子様理論ですね。

誰かにとっては、どこにでもいるような人であれど誰かにとってはたった一人の人。

 

 

 

物事は心で見なきゃ、ちゃんと見えない。大切なことは、目には見えない。

ボクが見ているのはうわべだけにすぎない。一番大切なものは目に見えない。

 

 

他にここらへんも、今のSNS時代では大事なことだな、と。

今はファンを装ってわざと荒らしたり不安を煽ったり、一部分だけを見て全体図のように話す方、結構見かけます。

釣られている人も結構見かけますし、傷ついている人見ますし純粋な子たちは、守るすべもなく可愛そうな気もします。

 

あくまで、人が見ているのは一部かもしれない。

本当に大切なものは、誰かに教えてもらうのではなく、自分の心で判断し、自分が考えた行動をするのがのちのち振り返ったときに、自分に対して責任を持てる自分になっていくのかな、と。

大事なのは、目で見たことを直感的に信じるのではなくて、自分がきちんと整理して冷静な目で見ることが物事の本質を捉えることができるのかなと。

 

 

不満だったのかな、自分のいる場所に

自分のいる場所に不満のないひとなんて、いやしない。

 どんなことにも百点満点っていうものはない。

 

 

王子様は、純粋無垢だから、例えばそこに死の恐怖や苦しみを体験していない。

だから子供らしい危うさも、純粋なまでの繊細さ、心細さや孤独なども、ああフランス文学だなぁと浸れる作品です。

 

今度、時間があるときに解釈本を片手に読み比べてみたいなと思いました。

サンテグジュペリの生涯は、とても波乱万丈なフランス感を感じるので…時間があれば…時間があればーーー!!

 

星の王子さま返却ついでに、新たに借りた本がこちら。

 

 

 

 

こちらは返却時間が長めなので、ゆっくり勉強したいと思います~